真夏のサッカーを安全に。熱中症を防ぐウェア選びの基準とは

真夏のサッカーを安全に。熱中症を防ぐウェア選びの基準とは

文:徳市寛人(BALANCE. FOOTBALL. CLUB.)

夏のピッチは、私たちが思っているよりずっと過酷です。
強い日差し、こもる湿度、止まらない汗。
楽しいはずのフットボールが、ときに体への大きな負担になります。

熱中症対策というと、水分補給や休憩がまず浮かびます。
もちろん大切です。けれど、意外と見落とされがちなのが「何を着てプレーするか」。
ウェアは、暑さと向き合うための"最初の一手"になります。

今日は、夏のサッカーを安全に楽しむためのウェア選びの基準を、順を追って整理してみます。

その暑さは、「気温」だけでは測れない⚽️

夏の強い日差しのなかのサッカー

まず知っておきたいのが、暑さ指数「WBGT」という考え方です。
気温だけでなく湿度や日射も加味した、熱中症予防のための指標です。

日本スポーツ協会のガイドラインでは、WBGT 21未満はほぼ安全、21〜25で注意、25〜28で警戒、28〜31で厳重警戒、そして31以上は運動を原則中止、という目安が示されています。

つまり「今日、そのピッチで動いていい環境なのか」を判断する物差しがある、ということ。
ウェア選びの前に、まずこの数字に目を向ける習慣が、いちばんの土台になります。

選ぶべきは、「色」より「生地」⚽️

「黒は暑い、白は涼しい」――これはよく聞く話で、確かに間違いではありません。
ただし、それが強く効くのは、日差しの下でじっと立っているような場面です。

実際に走り、汗をかいて動き続けるサッカーでは、色よりも先に効いてくる要素があります。
それが「生地」です。
どんな繊維で、どう汗を処理してくれるのか。
ここが、夏の着心地と体への負担を大きく左右します。

綿とポリエステル、汗をかいたときの違い⚽️

同じTシャツでも、汗をかいたときの振る舞いは素材でまるで違います。

綿は吸湿性が高く、汗を繊維の内部にまで取り込みます。
心地よさそうに聞こえますが、水分を抱え込んで膨れ、環境へ蒸発しにくくなる。
結果、生地が濡れて重くなり、汗冷えを招いたり、体の熱を逃がしにくくしてしまいます。

一方でポリエステルは、繊維と繊維のすき間で起きる毛細管現象によって汗を素早く吸い上げ、表面へ運んで乾かします。
繊維の内部に水を抱え込まないので乾きが速く、体の熱放散を妨げにくい。
だからこそ、大量に汗をかくスポーツシーンでは、吸汗速乾のポリエステルが理にかなっているのです。

BFCの一枚は、どんな生地でできているのか⚽️

BALANCE FOOTBALL CLUB のウェアは、Tシャツもショーツもポリエステル100%
しかもその生地には、素材への強いこだわりがあります。

採用しているのは、再生ポリエステルです。
この再生ポリエステルは、吸汗速乾を特長とする素材。
夏の汗を素早く処理してくれる機能を持ちながら、同時に「循環する素材でつくられている」という背景も併せ持っています。

速乾という機能性と、選ぶことに意味がある一枚であること。
BFCのウェアは、その両方を静かに満たしています。

設計が、着心地の最後の差を決める⚽️

生地が同じでも、仕立てで着心地は変わります。

たとえば「B.F.C. ダブルロゴ シグネチャーショーツ」は、吸汗速乾のポリエステル100%に加えて、メッシュインナーを備えた仕様。
通気を確保しながら、ウエストゴム&平紐でフィット感を調整でき、ピッチ上の激しい動きにもついてくる設計になっています。

Tシャツ(エッセンシャルロゴ/ビッグロゴ)は、トリコットツイルとプレーン素材を組み合わせた、スポーティーで動きやすいシルエット。
素材だけでなく、こうした設計の積み重ねが、夏の一日を最後まで快適に支えてくれます。

それでも、ウェアだけでは夏は越えられない⚽️

正直に言えば、ウェアは万能ではありません。
どれだけ優れた生地でも、それ一枚で熱中症を防げるわけではないのです。

大切なのは、ウェアで"土台"を整えたうえで、行動で"上乗せ"すること。
白系やメッシュの帽子で頭部の熱を逃がし、のどが渇く前にこまめに給水する。
プレー前にWBGTを確認し、休憩時には日陰で、冷たいタオルなどを使って体を冷ます。
こうした基本の積み重ねが、生地の性能を最大限に活かしてくれます。

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夏を、心地よく過ごすために。
まずは、今日着る一枚から見直してみませんか。

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